噴火対策
富士山は日本最大の活火山です。これまでも約100年周期で噴火を繰り返しておりますが、1707年の宝永噴火を最後に300年以上噴火をしていません。つまり、いつ噴火してもおかしくないのです!!
火山情報を入手しましょう!
火山に登山する場合は、火山に対する正しい知識を持つことが大切です。
登山者や防災機関、住民がとるべき行動を5段階に分類した「噴火警戒レベル」や、火山現象の範囲等について示した「火山防災マップ」などの情報を事前に入手した上で登山しましょう!
富士山の噴火に備える
~富士山火山広域避難計画~
(PDF / 約957kb)
富士山の噴火警戒レベル
〜火山災害から身を守るために〜
(PDF / 約790kb)
富士山噴火時避難
ルートマップ
(PDF / 約8.9mb)
登山届を提出しましょう!
備えあれば憂いなし。登山届が提出されていれば、何かあったときに救援活動を迅速に行うことができます。
いざという時のために、登山届を提出しましょう。
夏山期間中の登山届の提出は、日本山岳ガイド協会が運営するオンライン登山届「コンパス」への登録が便利です。
登山ポスト設置場所(登山ポスト提出先)
- 富士宮口
- 五合目登山道入口の富士山総合指導センター前、レストハウス内階段踊り場
- 御殿場口
- 登山道入口、入山門(鳥居)近くの案内看板横
- 須走口
- 登山道入口付近のあずまや横
ヘルメットなどを持参しましょう!
突発的な噴火などに備えて、ヘルメット、防塵マスク、ゴーグルを持参しましょう!
ヘルメットは、落石や転倒の際にも頭部を守ってくれます。
また、マスクは砂ぼこりが多い下山道でも役に立ちます。
- パニックにならないよう落ち着いて行動しましょう。
- 周囲の状況を見て火口や噴火場所を把握し、できるだけ噴火口から離れましょう。その際、噴火口の下流方向には近づかないようにしましょう。
- 噴石や火山灰を避けるため、ヘルメットやマスク、ゴーグルを持参していれば、すぐに身に着けましょう。ヘルメットやマスクがない場合は、リュックやタオルで頭部や口元を覆いましょう。
- 近くに山小屋や岩陰があれば身を隠すようにしましょう。ただし、山小屋に留まっていれば安全が確保されるということではありません。下山できる場合は、タイミングを見計らって下山しましょう。
- 緊急速報メールを受け取るためにも、登山パーティのうち1人は携帯電話の電源を入れておくようにしましょう。