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富士登山安全ガイド 番外編:夏山期間以外の3つのルール

環境省、静岡・山梨両県、地元市町村及び観光事業者など関係機関等で構成される「富士山における適正 利用推進協議会」は、富士登山の遭難対策及び環境保全の観点から、登山道が閉鎖中である夏山期間以外 についてのルール及び夏山期間中の登山における注意事項まとめた「富士登山における安全確保のための ガイドライン(主に夏山期間以外における注意事項)」を策定しました。

万全な準備をしない登山者の登山禁止

充分な知識やしっかりとした装備、計画などを持った方の登山は妨げませんが、万全な準備をしない登山者の登山は禁止です。
シーズンは特に気象条件が厳しく、加えて登山道は全面通行止め、救護所・トイレも閉鎖、携帯電話が通じにくいなど、安全確保が困難です。

「登山計画書」を必ず作成・提出

登山は自己責任です。しかし、万が一の遭難、行方不明時の迅速な救助のため、登山する際には、行程、メンバー、装備、緊急連絡先などを記載した「登山計画書」を必ず作成・提出してください。
なお、「登山計画書」を提出したからといって、登山道の通行を許可したことにはなりません。

登山者として携帯トイレ持参はマナー

五合目以上にある山小屋や公衆トイレは、オフシーズンは閉所されています。万全な準備をした登山者が登山を行う場合、自然環境保全のために携帯トイレを持参してください。
また、自ら排泄物は回収し、必ず持ち帰ってください。(※回収ボックス等は設置していません。)

「富士登山における安全確保のために」パンフレット

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