![混雑を避けて、安全・快適な富士登山を。](./images/hdr_congestion_pc.png)
毎年多くの人が登頂をめざす富士山。
開山期間は約2ヵ月と短く、その期間に多くの人が訪れるため、
登山者が特に集中する山頂直下の登山道では、ご来光前に渋滞が起きることもあります。
混雑日や時間帯を避けて、快適な富士登山を楽しみましょう。
ムービー
富士山は、7月から9月の開山時期に世界各地から登山客が訪れます。信仰として登る人も含め、山頂で御来光を拝もうとする人々で賑わいます。富士登山の意味と歴史をひも解きながら、「混雑を避けた分散登山」の大切さについて説明します。
ショート版(25秒)
オールムービー版(14分27秒)
混雑日を避けよう![](./images/icon_dates.png)
7月上旬に開山日を迎えたのち、梅雨明けの7月下旬から登山者が増え始めます。週末と祝日、8月のお盆に集中する傾向です。
下図カレンダーの「特に混雑」する日には、山小屋は人であふれ、ご来光前の山頂直下の登山道では渋滞で思うように進めないこともあります。
混雑しない平日に計画を立てることで、山小屋ではより快適に過ごせますし、登山道でも自分のペースで安全に歩くことができます。
- 7/1(月)開山日① [吉田ルート]
- 7/10(水)開山日② [須走・御殿場・富士宮ルート]
- 7/15(月)海の日
- 8/11(日)山の日
- 8/12(月)振替休日
- 8/13(火)~8/16(金)お盆
- 9/10(火)閉山日
混雑時間を避けよう![](./images/icon_time.png)
富士宮ルート
登山口の標高が高い最短ルートで、初心者も多い。南側のルートのため、ご来光が見えるのは新七合目から上(午前4:30頃〜午前5:30頃)。登下山道が同じため日の出前後の山頂直下は混雑するが、それ以外はほとんど混雑しない。
御殿場ルート
距離が長く、山小屋が少ないため経験者向き。ルート上なら、どこからでもご来光が見られる。大砂走りを、ご来光に照らされながら下りていくのもおすすめ。登山道の渋滞が少ないルートであるため、ご来光の感動をじっくり味わえる。
須走ルート
他の登山道と比べて緑の多いルート。森林帯を抜けると、どこからでもご来光が見える。吉田ルートが本八合目で合流するが、それまでは混雑しない。五合目からほど近い小富士からのご来光もおすすめ。
吉田ルート
山小屋が多く、初心者向け。登山者数もいちばん多い。登山道のどこからでもご来光が見られる。また、富士スバルライン五合目の展望広場からもご来光を見ることができる。日の出前の八合目から上が非常に混雑する。
ご来光は山頂でなくても
キレイに見えます
深夜の真っ暗な時間から歩きだし、山頂でご来光をめざす人が多いため、朝3時ごろから5時ごろの八合目から上が最も混雑し、渋滞が発生します。ただし、混雑する時間帯と場所は限られているため、時間をずらして計画することで、混雑は避けられます。
お問合せ先
富士山世界文化遺産協議会(www.fujisan-3776.jp)
静岡県事務局
静岡県富士山世界遺産課
静岡県静岡市葵区追手町9-6
TEL:054-221-3746 FAX:054-221-3757
sekai@pref.shizuoka.lg.jp
山梨県事務局
山梨県富士山保全・観光エコシステム推進グループ
山梨県甲府市丸の内1-6-1
TEL:055-223-1316 FAX:055-223-1438
fujisan-hz@pref.yamanashi.lg.jp