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其の3 マナー:環境、人への配慮は「おもく」、装備は「かるく」

富士山と山麓の大部分は、富士箱根伊豆国立公園、特別名勝及び史跡の指定区域です。指定区域内では動植物の採取、溶岩や石の持ちだし、テント設営やたき火などが禁止されています。
登山をするときにはマナーを守りましょう。

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登山マナー(一部)

  • 登山道は登りが優先

    狭い登山道では原則として登りが優先、お互い「譲り合いの心」で、登下山しましょう。

  • 無理な追い越しはしない

    夏山期間中、時間帯によっては、登山道が混雑する場合があります。無理に追い越そうとすると登山道を外れ、特に夜間は転倒や落石の原因ともなるため大変危険です。

  • 落石を起こさない。起こしたら大声でまわりに知らせる

    登山道の端を歩くと、小石が落下しやすくなります。できるだけ、登山道の内側(山側)を歩きましょう。自分が落石を起こした場合には、周囲の人に大声で「落石!」を叫んで知らせてください。

  • 小屋前の休憩は静かに

    夜間の小屋の中では、睡眠を取って休んでいる人が大勢います。小屋前で休憩をするときは騒がないようにしましょう。

  • 鳥獣の巣を見ても近づかない

    鳥獣保護区内では鳥獣の生息、繁殖保護のため、巣を見つけても近づかないようにしましょう。

  • ケガ人や助けを求めている人がいたら、救助に協力する

    緊急の場合には、互いに助け合うことが大事です。山小屋への連絡や応急措置など、協力しあうことで大事に至らずに済むこともあります。

装備に関するQ&A

登山者と下山者、どちらが優先?

登山道は登りが優先。

狭い登山道では原則として登りが優先。お互い「譲り合いの心」で、登下山しましょう。

混雑時の注意は?

無理な追い越しはしない。

夏山期間中、時間帯によっては、登山道が混雑する場合があります。無理に追い越そうとすると登山道を外れたり、特に夜間は転倒や落石の原因ともなるため大変危険です。

登山道は、どこを歩けばいい?

できるだけ、登山道の内側(山側)を。

登山道の外側を歩くと小石が落下しやすく、他の登山者の迷惑になります。できるだけ、登山道の内側(山側)を歩きましょう。自分が落石を起こした場合には、周囲の人に大声で「落石!」を叫んで知らせてください。

山小屋付近でのマナーは?

山小屋前の休憩は静かに。

夜間の山小屋の中では、睡眠をとっている人が大勢います。小屋前で休憩をするときは、音を立てないようにしましょう。

動物に接してもいい?

鳥獣の巣を見ても近づかないで。

富士山の登山道は、鳥獣保護区に指定されています。鳥獣の生息、繁殖保護のため、巣を見つけても近づかないようにしましょう。

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