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富士山が世界遺産に選ばれたわけ

構成資産について / 構成資産紹介

富士山(富士山域) ふじさんいき [静岡県・山梨県]

ここが! 構成資産!

標高約1,500m以上に価値が点在

富士山の世界文化遺産としての価値は、景観としての素晴らしさだけではなく「信仰の対象」と「芸術の源泉」となっていることにあります。この価値を高める標高約1,500m以上の重要な地域を資産範囲としました。その理由は、有名な絵画に描かれた範囲が重なり合う部分にあたり、信仰の上では神聖性の境界のひとつであった「馬返」以上にあたるからです。この範囲には、9件の構成要素が存在。浅間大神が鎮座するとされる八合目以上や、4つの登山道も含まれています。

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