富士山 世界遺産公式サイト 世界遺産 富士山とことんガイド

富士山が世界遺産に選ばれたわけ

構成資産について / 構成資産紹介

御師住宅(小佐野家住宅) おしじゅうたく(おさのけじゅうたく) [富士吉田市]

ここが! 構成資産!

富士講最盛期における平面構成を伝える

御師は、富士講信者が登拝を行うのに当たり、宿や食事を提供するなど一切の世話をするとともに、日常は富士山信仰の布教活動と祈祷を行うことを業としました。御師屋敷の多くは短冊状をなし、表通りに面して導入路を設け、敷地を流れる水路の奥に住宅兼宿坊の建物が建てられています。小佐野家住宅は文久元年(1861)頃に再建され、富士講最盛期における平面構成を現在に伝える貴重な存在です。