富士山が世界遺産に選ばれたわけ
構成資産について / 構成資産紹介
三保松原 みほのまつばら [富士吉田市]
ここが! 構成資産!
富士山を臨む羽衣伝説の地
富士山頂の南西約45kmに位置し、構成遺産としては最も遠くに位置しています。駿河湾を臨む砂嘴の総長は約7kmに及び、約3万5,000本の松林に覆われた景勝地です。三保松原は『万葉集』以降多くの和歌の題材となり、謡曲の舞台にもなりました。天女と地元の漁師との交流を描いた「羽衣伝説」はあまりにも有名です。15~16世紀以降は、三保松原を手前に配した構図が富士山画の典型となり、日本人がイメージする富士山として定着しました。特に「羽衣の松」の付近からの松原越しに臨む富士山は絶景といわれています。
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